[外傷の治療]
ケガをしたとき気になるのは
・血が止まらないのでは・・・
・バイキンが入ったらどうしよう
・傷あとが残るのでは・・
といったことではないでしょうか。

●ここが安心
1.キズが深い、出血がひどいなど、治療を急ぐような場合には診療をストップしてでも優先的に治療します。(他の患者さんには申しわけありません。)
2.細菌感染を防ぐべく、創部を徹底的にクリーンにしてから縫合処置などを行います。必要であれば、処置後に適切な抗生剤を投与します。
3.解剖学的に皮膚に歪みを残さないようにして、傷あとを可能なかぎりきれいに治します。皮膚の損傷がひどくてどうしても傷あとが残ってしまった場合でも、後ほど形成外科的に傷あとを目立ちにくくすることが可能です。
4.骨折や腱の損傷があった場合にも、整形外科的に適切に対処します。
5.次のような場合にはタイミングを逃さず専門医療機関に紹介します。
・骨折で手術が必要な場合
・首のケガで脊髄損傷が疑われる場合
・腱損傷で高度な専門性が必要な場合
・血管や神経の損傷が疑わしい場合
・皮膚欠損がひどく植皮が必要な場合
—-みなさんに注意していただきたいこと—-
・キズに「キズパワーパッド」を貼る時は、気をつけないとバイキンを閉じ込めてしまうこともあります。キズがきれいだと言い切れない場合は、キズパワーパッドなどは貼らずにすぐ来院してください。
・出血を止めようとしてトイレットペーパーでキズを押さえないでください。トイレットペーパーが溶けてキズに入り込み、キズが化膿する原因にもなります。
・「擦り傷は乾かしたほうが早く治る」というのは迷信です。やや深めのキズでは、かさぶたが皮膚が盛り上がるのを邪魔して治りも悪くなるし、傷あとも残りやすいのです。